ITエンジニアとして歩きはじめました〜特定派遣という働き方〜

こんにちは。
未経験でITエンジニアとなった私の仕事について紹介していきたいと思います。
こちらもあわせてご覧いただけると嬉しいです。
どんな雇用形態で働くのか
まずは、雇用形態のおはなしです。
働くにしても様々な形態があります。
アルバイト、派遣、正社員、、、。
私は、正社員エンジニアを擁する技術系人材サービス会社に入社しました。
??
何をいっているのかよくわからないですよね。
少し詳しく説明していきます。
私はエンジニアを派遣に出す会社に正社員として入社しています。
派遣会社に正社員として常用雇用され、派遣先で就業する形態をとっています。
このことを特定派遣といいます。
よくイメージする派遣は、一般派遣といって派遣会社に登録して業務の期間だけ就業する非常用雇用の形態になります。
特定派遣と一般派遣の違いが派遣元との契約形態ということです。
一般派遣は、働きたい人が派遣元から仕事の紹介を受けて、希望の派遣先への派遣が決まれば、その時点で雇用契約を結ぶ流れとなります。そして、派遣先との契約が終了したときに次の派遣先が決まっていなければ派遣元との雇用契約も終了します。
昔よく耳にした派遣切り、契約更新なしなどがあり不安定なイメージがあります。
特定派遣は派遣元では正社員なので派遣先の案件が終了しても、仕事を失うことがありません。すぐに次の案件にアサインされます。次の案件は決まるまでに期間がある場合は派遣元に戻り、仕事や自己学習を行なうことができ、仕事がない・給料がもらえないということがないので安定しているといえます。
長くなってしまいましたが、私は特定派遣という雇用形態で働き始めました。
案件にアサインされるまで
ここからは私の実体験を紹介していきます。
私は未経験で入社したので、派遣元で2ヶ月間研修を受けました。
1ヶ月半が過ぎた頃から、派遣先を決めはじめます。
派遣に行く会社とも面接があります。
正しくは自社内で書類選考→集団面接→派遣に行く会社との面接があります。
こんなかんじで知らないところで書類を見られ、突然、営業さんから連絡がきて数名で打ち合わせを行うんです。
打ち合わせというより面接のようなものです。
社内で人数が絞られると、実際に派遣される企業の方との面接があります。
実際に一緒に働く方たちですから、面接は必要ですよね。
そんなこんなで、私は研修期間の2ヶ月が終わる直前に営業さんから連絡がきました。
呼ばれたのは一緒に研修を受けていた5名。
面接は営業さんと現時点で派遣企業で働いている自社のリーダーの方でした。
未経験ではいってきた私たちにスキルはないので、
重要なのはやる気と性格です。
あとは現場の雰囲気にあうか。これが大事なようです。
無事?面接を終え、翌日にはまた営業さんから連絡があり、
派遣される企業の方と打ち合わせをするという内容でした。
あの集団面接で選ばれたんだと気付きました。
翌日には派遣先の役員たちとの面接がありました。
未経験で何もできないことを正直に報告。
質問攻めになりながらもとりあえず終えました。
そして一日付でこの企業に派遣されることが決定しました!!
ヘルプデスク業務をはじめました
肝心の私のお仕事内容はざっくり言うとヘルプデスクというものです。
エンジニア登竜門の1歩目ですよね。
ヘルプデスクといってもいろいろあると思いますが、
私の行うヘルプデスクは法人の方を対象としていて
サーバの設定方法やサービス概要等のサポートです。
ヘルプデスクというとマニュアルが用意されており、その通りに回答をする。
もはや例外的な対応はせず、淡々とマニュアル通りにこなすというイメージがありますが、全く違います!!
びっくりしたのですが、マニュアルやナレッジが全く整っていなく、
やりながら覚えていってという、信じられないグダグダっぷりでした。
問い合わせはメールが8割、電話が2割。
サービスも知らない、技術知識もない私がどうやってサポート対応するねん!!となかなかのむちゃぶりでした。
まあ、実際このように整っていない会社のほうが多いように思いますが、
最初は本当にわからず、問い合わせが来るたびにまわりの人に質問です。
言われたままに回答をする、の繰り返し。
毎日質問して回答する。
いいかげん自分のいる意味がわからなくなってきます。
だって1日にくる問い合わせは3件ほど。わかる人なら、片手間でできるレベルです。
私が対応したほうが、時間かかるし、いろんな人巻き込んで余計に工数がかかります。
いる意味あるの??と何度も思いました。
また、自分ひとりで対応できない悔しさ。
もっと単独で仕事ができるようになりたい!!と思いつつもそう簡単にはできません。
それでも何かしなくては!と思い、はじめました。
対応した問い合わせ内容をまとめて、同じ問い合わせにはひとりで答えられるようにする
いま考えれば、当たり前のことですが、当時の私にとっては、こんなちっぽけな頑張りしかできませんでした。やらないよりはマシだと思い、コツコツと自分用マニュアルやメールのテンプレート集を作っていました。
このマニュアル作成を通して、エクセル、wordなどが使えるようにもなりました。
こうして、エンジニアの第一歩めは「ヘルプデスク」として歩きはじめたのです。
まとめ
ITエンジニアとして歩き始めて、1社目の派遣先でのお仕事までご紹介しました。
もうずいぶん前のことになるので、思い出しながら書いていましたが、
はじめてのIT業界。研修を受けたものの2ヶ月だけの研修で、仕事が通用することはほとんどなく、とても苦労しました。
ここでの経験は決して無駄ではなかったと信じたいです。
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